
RI Japan 2021
5月17日月曜日ー21日金曜日
11月英国のホストで開催されるCOP26に向けて、グリーンファイナンス、移行ファイナンスへの機運はますます高まっています。欧州連合グリーンディール、持続可能な成長のための金融アクションプランは、企業や投資家、官民にわたってグローバルな影響力を持つ、強力な規制環境の変化の例と言えます。また共通する目的を持つ米国新政権や、世界的なグリーンエネルギーへの移行競争に深く関わる中国政権の影響のもと、この動きは更に加速し、増幅されていきます。
日本はこれまで、様々な官民イニシアティブを通じて、ビジネスと金融が共に取り組める、盤石な気候対策の基礎を、着実に、またどちらかと言えば静かに、作り上げてきました。日本政府の発表した、2050年までにカーボンニュートラルを達成するという目標は、大きな飛躍です。これにより、移行の道筋や金融の役割を特定する緊急性が更に高まったと言えます。
また、人権、格差、ジェンダー、人種、ジェネレーションダイバーシティへの関心の高まりは、ESG課題の相互関連性を、多くのビジネスに知らしめることになりました。
ESGという言葉は知れ渡りましたが、何が責任投資・サステナブルファイナンスを真にするかという点は、まだまったく答えが出ていません。
Responsible Investorはアジアで最も定評のあるESGとサステナブルファイナンスの国際会議を、今年はデスクトップにお届けします。
RI Japanは、RI AsiaまたはRI Tokyoの名のもとに、2012年から世界の日本のトップスピーカーを集め、世界有数の経済圏での、責任投資の急速な発展の一端を担ってきました。
RI Japan 2021は無料ライブ配信を通じ、投資家・企業の皆様に、長期志向、ステークホルダー資本主義、そしてサステナビリティのグローバルリーダーの知見をお伝えします。
5日間に渡るハイレベルパネルでは、この世界でも最も大きなトレンドについて、ビジネスに資する情報をお届けします。熱気のあるライブディスカッション、テーマ別探求やケーススタディを日英二言語でお届けし、日本の内外からのエキスパートとダイナミックな議論を展開します。